クッキー屋さんになりたかった過去
先日の投稿で、アイシングクッキーとの出会いを書いたので、次は教室を始めるに至った経緯を書いていきます。
その前に、ちょっと昔話をします。
普通の子が普通に育ったのが私です
私は、父はサラリーマン・母は保育士という至って普通の家庭で生まれ育った普通の子でした。
当たり前のように高校へ行き、高校が普通の進学校だったこともあり、当たり前のように大学へ行き…
母を見ていたこともあり、教育に興味があったので、その関係で就職するか、教員やるか、みたいな感じで教育学部で教育を学び、就活してみたもののしっくりこず、結局大学卒業後は教員をする道を選びました。
※普通の子、と書きましたが、母に言わせれば「自由すぎる子だった」そうですw
(いろいろ心配かけてごめんね〜w)
向き合うたびに浮かぶ思い
高校から大学へ、大学から社会人へ。
その節目節目で「自分のやりたいこと、できること」を考えるのですが(エントリーシート懐かしい)その時にふと考えることがありました。
「◯◯屋さんになるにはどうしたらいいんだ?」
小さな世界で生きてきて、自分が見たものしか知らない上にそれが全てだと思っていた、幼い私の疑問でした。
「教員になっておけば安心」「よく分からないことはやめておこう」って何回も自分に言い聞かせていたのを覚えています。
今思えば、敷かれたレールから外れることを怖がっていたのかもしれないですね。(あと、めんどくさがりの性分がちらり)
「諦められない」ってほどではないけど、やれるものならやってみたい、くらいの気持ちで思っていたのが…
クッキー屋さんになりたいでした。
三つ子の魂百まで
幼い頃から、お菓子作りが好きで、大叔母と一緒にいろんなお菓子を作っていました。
就学前の記憶を大人になった今でも鮮明に覚えているいるくらいなので、よっぽど楽しくて幸せだったんだろうなって推測します。
学生時代、教員時代も、時々お菓子を作っては友達に配っていました。
作るお菓子の中でも一番好きだったのが、やっぱりクッキーでした。
上手ではなかったけど、手焼きのクッキーの美味しさはダントツ。
そして、バリエーションの多さ!味も形もいろんな種類がある!
こうやって考えてみると、私の人生「教育<お菓子作り」!
歴も興味もお菓子作りの方が深かったんでしょうね。
ただ・・・
先ほども書いたように、狭い世界のことしか知らない私だったので「クッキー屋さんじゃ食べていけない」という考えが強く、自分のやりたいことを描くたびに浮かんでくる【クッキー屋さん】を打ち消していました。
時間が経って、自分のやりたいことを考える機会もグッと減り、そんな思いを持っていたことは、忘れていました。
それだけ、教員という仕事が楽しくて、天職だと思っていたから。
そんな天職とまた向き合わないといけないタイミングがあったのですが長くなりそうなので、今日はここまで〜。