くすみカラーはどうやって作る?アイシングクリーム着色の秘密
「なみさんの作る色が好きです。」
「ふくふくさんのクッキーは独特の色使いですよね。」
と、よく言われるようになってきました。
ありがとうございます。
最高の褒め言葉だと、受け止めています。笑
(スーパーポジティブな性格です。)
そうなんです!!
私、アイシングの色には、こだわりがあります!!
カラージェルは混ぜて使う!
まず、私がアイシングの着色に使用しているものは、ウィルトンのカラージェルです。
アメリカ製のものなので、とてもビビッドなカラーです。
そのまま使うとね!←ここ大事です。
(イメージは、アメリカのポップなケーキ。コストコでも見たことあるな~!)
私は、このカラージェルを、単色で使用することは絶対にありません。
少なくとも、2色・・・ほとんどが3色以上、混ぜ合わせて使っています。多い時だと5色混ぜることもあります。
上の写真でいうと、梅の花に使っているあずき色には4色入っています。(赤、バーガンディ、黒、茶色)
くすみカラーにするのはあの色を加える!
さらに、ビビッドなカラーをどうやって、ふくふく流くすみカラー(この呼び名、今作った・・・笑)にしているかと言うと。
茶色のジェルを加えているんです。
しかも、結構な量を思い切って。
なので、茶色のジェルだけ、異様に減りが早い!!笑
次によく減るのは、黒!!
(黒は、カラージェルを使っていません。それはまた別の記事にしますね~。)
黒を入れることで、明るさのトーンがぐっと落ち着くのです。
でも、黒を入れるのは、ほんの少量です。
その時に作りたい色の雰囲気によって、茶色を入れるか、黒を入れるか決めています。
白にも魔法をかけましょう!!
色の組み合わせで白を使うことって多いと思います。
アイシングクリームの色がそもそも白なので、着色の必要はないのですが、私は、そんな白にもほんのすこ~しだけカラージェルを加えています。
加える色は、全体の色のバランスとも関係してくるのですが、例えば上の写真だと、、、白に、茶色とピンクを、ほんのほんのすこ~しだけ入れています。
全体が青い印象の強いクッキーだと、白にはすこ~しだけ、青を加えます。
私が白に魔法をかけるときに一番多いのは、やっぱり茶色です。
茶色と黄色をすこ~しだけ加えることで、生成りのような優しい印象の白になります。
(黄色のジェルはすごく発色がいいので、ほんとにごく少量です!)
色が変わったかな?変わらないかな?ってくらいで十分です。
たかが白、されど白。
ぱっと見は白でなんの変化もないのですが、こっそりと全体のバランスを整えてくれるのです!
見本になる色が大事!!
私がこだわっているのは、カラージェルを混ぜるだけではないです。
当てずっぽうの色作りは絶対にしません。
どういうことかというと。。。
本やチラシ、WEBサイトなど、世の中にはたくさんの色が溢れています。
普段の生活の中で、「あ、この色の組み合わせ好き♡」とか、「アイシングにしたい♡」と思う色を残しておくのです。
スクリーンショットで記録したり、チラシだったら、そこを切り抜いて取っておきます。
そして・・・着色をするときには、その色を横において、見本にしながらやっていきます。
上にも書いたように、混色していくうちに、自分が何色を目指していたのか分からなくなるんです。
(これ、きっとアイシングの着色あるある!!)
そんなときに、見本になる色が横にあると、迷子にならなくて済むんです。
慣れないうちはきっと大変な着色の作業ですが、コツをつかんで自分好みの色を作ることができるようになると、色遊びをしているみたいで楽しくなってきますよ♪