ふくふくのマメチシキ

アイシングクッキー塗り方コツとは?初心者が見落す2つの失敗…

アイシングクッキーを作るには、大きく分けて二つの工程があります。

(本当はもっとありますが、ここでは話がしやすいようざっくりとに二つに分けています。)

ひとつめは、パイピングでアウトラインを引くこと。

ふたつめは、中を塗りつぶすこと。

アイシングをするには、固いクリームと柔らかいクリームの2種類を使います。

まずは固いクリームでクッキーの縁取りをします。これをすることで、仕上がりが綺麗になるだけではなく、このあと塗り込む柔らかいクリームがクッキーから流れ落ちるのを防ぐことができます。

縁取り→パイピングのコツについては、別記事にしてありますので、そちらをご覧くださいね。

塗るときのコツ1、乾燥に気を付けて!

さて、固いクリームで縁取りができたところで、早速中をぬっていきましょう。

柔らかいクリームの出番です。

アイシングクッキーの表面になる部分なので、重要ですね。

柔らかいクリームが入ったコルネの先は1.5~2ミリくらい切りましょう。

(これ、大きく切ってしまうと、気泡が入りやすくなるので、要注意ですよ。)

塗り方ですが、私の教室では、生徒さんの塗りやすいように塗ってもらっています。

しかし、一つだけルールがあります。

一点から、徐々に塗り広げていくようにしてもらっています。

柔らかいクリームは、塗っている最中に表面が乾いてしまうと、塗り終えた時に表面がぼこぼこしてしまい見た目に綺麗ではありません。

そのため、あちこちばらばらと塗っていくと、表面が汚く仕上がってしまうのです。

そして、初心者さんに多いのが、いつまでも表面をいじっていること。

先ほども言いましたが、塗った傍からアイシングクリームは乾いてきちゃいます。

その乾きかけた表面をコルネの先や爪楊枝でつついていると…やっぱり表面がぼこぼこしてしまいますね。

なので、塗るときは、なるべく手早く、一発で綺麗に塗りこむことをお勧めします。

(クリームの固さや塗る面積によっては、塗り終えた後に爪楊枝やニードルでくるくると混ぜる作業が必要な場合もありますが。この記事では、それは初心者さんには求めていません。)

塗るときのコツ2、塗る量に気を付けて!

そして、もうひとつ。

初心者さんに多いのは、塗る量が少なすぎることです。

遠慮の気持ち?それとも少しビビっているのかな?と思うのですが、塗るクリームの量が極端に少ないです。

すると、仕上がりはペタンとしたアイシングクッキーになってしまいます。

アイシングは水分ですので、乾燥すると水分が抜けた分少しだけ高さが低くなります。

何より、アイシングの魅力(可愛い~って思うポイント)は、ぷっくりした立体感にありますね。

なので、塗り込むクリームの量は、多いかな?溢れちゃうかな?と思うくらいに塗っても大丈夫です。(実際に溢れてしまうと元も子もないので、そこは気を付けてくださいね。)

 

 

塗りこみ用の柔らかいクリームを入れるコルネはこのOPPシートを使用しています。

 

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